AI生成画像をモバイルアプリに取り込んでみる。(4)

2024年1月24日

開発環境
OS:Windows 11
モバイルSDK:Android Studio Flamingo | 2022.2.1
AI画像生成ソフト:Fooocus_win64_2-1-791

概要

モバイル用ランチャーアプリ「ふぁいらんちゃ」のキャラクター画像を画像生成AIで作成して映えを目指すチャレンジ企画。

今回は生成画像をアプリに取り込んでリリースします。

モバイルアプリに取り込む

まだまだプロンプトを試したかったが、スペック不足による生成失敗が続き、

これ以上の画像生成は断念。

とりあえず手持ちの画像からピックアップしてアプリに取り込むことにします。

まずは過去に生成した画像を見直します。

過去に生成した画像はoutputフォルダに格納されています。

生成画像を見直し、アイコン画像候補を決定!

個人的に1番印象が強かった画像をアイコン画像として使うことにしました。

そして、その画像をベースに生成した半身画像をアプリ内のキャラクター画像として使用することに。

全身を出力するのは難しい・・・

アプリリリース

そして、アプリリリース。

画のセンスがないのでそこを画像生成AIで補完できるのは魅力的ですね!

あとはプロンプトでどこまでできるか。

全身を出力する、同じキャラクターでポーズを変える、服装を変える、

まだまだ試したいことがいろいろあります、が。

その前にGPUをどうにかしないと・・・

(3)へ

AI生成画像をモバイルアプリに取り込んでみる。(3)

2024年1月13日

開発環境
OS:Windows 11
モバイルSDK:Android Studio Flamingo | 2022.2.1
AI画像生成ソフト:Fooocus_win64_2-1-791

概要

モバイル用ランチャーアプリ「ふぁいらんちゃ」のキャラクター画像を画像生成AIで作成して映えを目指すチャレンジ企画。

今回は自作画像をインプットにして自分のイメージに近い画像の生成を試みます。

モバイルアプリ用の画像を生成する

いよいよモバイルアプリ用の画像を生成します。

必要な画像はアニメ画像になるのでrun_anime.batで起動します。

Webブラウザが立ち上がったら「Input Image」と「Advanced」で生成要素をカスタマイズします。

「Input Image」にアプリ画像を投入します。

「Advanced」では

モデルをemiに切り替え、生成パフォーマンスを「Quality」にしました。

そして、出力した結果がこちら。

できれば全身画像が欲しい・・・

そこでプロンプトの調整や出力画像をインプットに再投入するなど試行錯誤します。

そしてついに全身画像の生成に成功。

あとはコスチュームやポーズ、顏の表情などを調整したい、

と思ってgenerateを繰り返していたら・・・

スペックの壁

画像の生成が完了する前に生成処理が落ちるようになってしまいました。

どうやらGPUのメモリ不足のようです。

マシンスペックを確認してみると

GPU3GBで頑張ってました・・・

むしろここまでよく動いたな。

まだまだプロンプトを変えて色々と試したかったがここまで。

生成した画像を元にアプリの改修をかけようと思います。

AI生成画像をモバイルアプリに取り込んでみる。(2)

2024年1月13日

開発環境
OS:Windows 11
モバイルSDK:Android Studio Flamingo | 2022.2.1
AI画像生成ソフト:Fooocus_win64_2-1-791

概要

モバイル用ランチャーアプリ「ふぁいらんちゃ」のキャラクター画像を画像生成AIで作成して映えを目指すチャレンジ企画。

今回は画像生成AI、Fooocusを実際に動かして画像をアウトプットしていきます。

動かしてみる

環境構築が完了したので早速動かしてみます。

バッチファイルをダブルクリックすると起動します。

手始めにrun.batをダブルクリックします。

コマンドプロンプトが立ち上がり、セットアップが実行され、最終的にWebブラウザが立ち上がります。

あとは「Generate」ボタンをクリックするとAI画像が生成されます。

プロンプトに「japanese girl」と入力し、generateした結果が以下です。

「Advanced」をチェックすることで生成要素をカスタマイズできます。

・生成パフォーマンス(速度重視か、質重視か)

・画像サイズ

・出力枚数(デフォルト2枚)

・シード

・スタイル

・モデル

などなど

気を付けること

AI生成画像をモバイルアプリに取り込んでみる。(1)

2024年1月13日

開発環境
OS:Windows 11
モバイルSDK:Android Studio Flamingo | 2022.2.1
AI画像生成ソフト:Fooocus_win64_2-1-791

概要

モバイル用ランチャーアプリ「ふぁいらんちゃ」。

キャラクター「ふぁい」がアプリの立ち上げをサポートしてくれる、というコンセプトで

キャラクター「ふぁい」を自作し、拙い画像ながらもプロトタイプ版をリリース。

さてどうブラッシュアップしていくか。

長考の末に行きついたのがAI生成画像。

ということでチャレンジしてみることに。

環境構築

まずはAI画像生成ソフトをインストールします。

インストールについては以下のサイトを参考に行いました。

https://ascii.jp/elem/000/004/159/4159726/

必要なもの、及び、インストール手順をピックアップすると以下。

必要なもの

・Windows、または、Linux

・GPU(NVIDIA GeForceがいいらしい)

・Githubアカウント

・Hugging Faceアカウント

インストール手順

・Githubからfooocusをダウンロードし、zipファイルを解凍する。

・HuggingFaceからemi_stable.safetensorsをインストールし、fooocusのモデルフォルダにコピーする

気を付けること

 GPUのメモリは最低4GBは欲しい、推奨は8GB~12GBのようです。

 HDDも画像を生成するごとにモデルデータを自動インストールするため数GBはあっというまに消費されていきます。

 Cドライブに100GB以上の空きが欲しいところ。

(2)へ