Android13対応ついでに最小APIレベルを確認する

2022年8月22日

開発環境
OS:Windows 10
SDK:Android Studio Chipmunk | 2021.2.1

概要

いよいよAndroid13がリリースされ、APIレベルも33に。
アプリのターゲットAPIレベルを33に上げていくなかで最小APIレベルをどうするか?
デバイスのインストール状況を確認して決めようかと思います。

APIレベルを33にする

Android13がリリースされたのに伴い、今後、アプリの改修を行う際にはAPIレベル33に適用させていこうと思っています。

android {
    compileSdkVersion 33
    defaultConfig {
        
        minSdkVersion 24
        targetSdkVersion 33
  
    }

}

そんななか、ターゲットAPIレベルを上げるからには合わせてサポート対象の最小APIレベルも上げておきたいところです。

そこでGoogle Play Consoleを使い、実際にインストールされているAndroidバージョンの割合を確認して最小APIレベルの底上げの判断をします。

APIレベルを確認する

アプリのバージョン別普及率を確認します。

まずはGoogle Play Consoleで対象アプリのダッシュボードを表示します。

メニューから「リーチとデバイス」の「概要」を選択します。

Google Play Console

ユーザーと問題の分布/Androidバージョンが表示されるので「探す」をクリック。

Google Play Console

インストール上位バージョンが表示されます。

インストールされているバージョンを全て確認するために「+Androidバージョン」をクリック。

Google Play Console

これで全てのインストールバージョンが表示されます。

こうして見てみるとアプリ「伊勢125社巡り」はいまだにAndroid7.0が1台いらっしゃるようです。

たぶんにアプリをインストールしたままでスマホを廃棄されたのでは、と思うのですが、念のため、アプリ内でサポート切れ告知をしたあと、最小レベルを28まで上げようかと思います。

(Android 8.0の1台は私物のデバッグ機、のはず。

APIレベルについてはこちらでも確認できます。