スマートフォンアプリを作るときに決めるべき大事なこと

概要

統合開発環境(SDK)を用意し、スマートフォンアプリを作る。

そのアプリ、世の中全てのスマートフォンで使えるとは限りません。

なぜならスマートフォンのなかで動くOSによってアプリ開発に必要となる統合開発環境が異なるからです。

まずはアプリのターゲットユーザーを絞り、それに適した統合開発環境を用意する必要があります。

スマートフォンOSの2大勢力、androidとiOS。

スマートフォンOSの2大勢力をご存じでしょうか?

そうです、Googleが開発したandroidとAppleが開発したiOSです。

それぞれのOSでアプリを動かすには、OSに合わせてアプリを作る必要があります。

androidの場合、開発言語は、java、または、kotlin。

作成したアプリは、 Google Play にリリースします。

iOSの場合、開発言語は、Objective-C、または、Swift。

作成したアプリは、 App Store にリリースします。

いずれにしろ、オブジェクト指向言語で開発することになります。

ですが、開発言語それぞれでプログラム構文が異なり、必要な開発環境も異なってきます。

つまり、アプリを作るなら、どちらのOSにアプリをリリースするのか。

ターゲットを絞ってアプリを作る必要があるわけです。

(どちらにもリリースできるよう言語変換できる有料の開発環境サービスもあります。)

(また1つのプログラムからandroid向けとiOS向け、それぞれのアプリを作ることができる無料の統合開発環境FlutterがGoogleによってリリースされています。)

androidとiOSの違いを理解し、どちらでアプリをリリースするか悩む必要があります。

アプリをリリースするのに必要な費用

androidでアプリをリリースするにはGoogle Playに開発者情報を登録する必要があります。

登録手数料は25$です。

1度登録すると以後、数に限りなくアプリをリリースすることができます。

それに対し、iOSでアプリをリリースするにはApp Storeに開発者情報を登録する必要があります。

登録手数料は年会費99$です。

つまり、iOSでアプリを継続してリリースするには固定費が必要ということになります。

その点でiOS向けにアプリを作る場合、開発者の負担が大きいといえます。

androidとiOSのシェア争い

次に考えるべきはユーザー数でしょう。

せっかくアプリをリリースするならできるだけ多くのユーザーに使って欲しいもの。

androidとiOS、どちらのユーザー数が多いでしょうか?

2021年の調査によると日本においては約50%どうしでシェアを分け合っているようです。

また、世界に目を向けた場合は、androidが約70%となり、android優勢となっているようです。

スマートフォンアプリを作るときはまず統合開発環境を選定すべき

開発言語、開発費用、ユーザー数を考慮した上でandroid、iOSどちらに向けたアプリを作るか決めるのがいいのではないでしょうか?

android向け統合開発環境 android studio のインストール

iOS向け統合開発環境 Xcode のインストール

ちなみに私の場合は海外にもリリースすることを前提にユーザー数がより多いandroidで開発することにしました。

開発アプリはこちら

また、iOSユーザーに対するフォローとし、現時点ではwebでサービスを提供しようと考えています。