プログラマー回顧録(1)

~ エンデベッドシステム開発経験を回顧する ~

我がプログラマー人生最悪の事態が起こった

ああ、なんてことだ。

これは間違いなくプログラマー人生最悪の事態だ。

それは間違いない。

重苦しい空気のなか、急いで電車に駆け込んだ。

これから向かうのは1次請負企業。

普段のスーツではなく、客先の作業着を着こんだままだ。

2次請負企業として1次請負企業に向かっているが、2次請負企業は客先。

そう、俺は3次請負企業の社員である。

隣に座っているのは客先、つまり2次請負企業のプロジェクト責任者補佐。

気分的には強制連行だ。

でも、それはしょうがない、それほどの事態が発生したのだから。

疲労感と焦燥感、緊張感が入り混じる。

ほどなくして新宿に到着した。

ああ、どうなるんだ。

これは個人的体験談を元にした回顧録です。企業名、人名などは架空の名称です。
毎週日曜日更新。
随時、加筆、修正を行います。

投稿日2022.01.23更新日2023.02.05