~ エンデベッドシステム開発経験を回顧する ~
なぜバグを作り込んでしまったのか。なぜバグは見つからなかったのか。
システム誤作動。完全停止。現地復旧。対策会議。
怒涛の1日が終わり、改めて切られた2ヶ月のスケジュール。
まずは事象報告チームの一員として今回の事象の発生原因、流出原因をまとめて報告することとなった。
チーム構成としては、上長(プロジェクト責任者)が指揮をとり、俺(プロジェクトリーダー)、後輩(問題箇所の設計担当者)の3名からなる。
今回、報告資料として求められているものは大きく3つだ。
①当該事象報告書(発生事象、発生原因、流出原因の詳細分析)
②6why分析結果(なぜなぜ分析)
③復旧操作を3度ミスしたことに対する報告書
①、②は関係者として粛々と事象を整理するとして。。。
だが、③はどうなのか。
昨日の対策本部の緊張感のなかで3度失敗したときの居心地の悪さよ。
是非とも、お聞かせ願いたいものだ。
まずは事象を整理するにあたり、当該案件(エンデベッドシステム開発)の流れをまとめておこうと思う。
これは個人的体験談を元にした回顧録です。企業名、人名などは架空の名称です。
毎週日曜日更新。
随時、加筆、修正を行います。
投稿日 | 2022.04.17 | 更新日 | 0000.00.00 |