プログラマー回顧録(15)

~ エンデベッドシステム開発経験を回顧する ~

GW回顧録(ゆるく脱線

世間はGWまっただ中である。

せっかくの連休である、少し業務の話から逸れてみることにしよう。

GWの記憶を遡ってみると思い出すのは入社1年目のGWだ。

入社当時は横浜にある田園都市線沿いの会社の寮に住んでいた。

その時の同期とはよく遊び、よく飲んだものだ。

仕事終わりや休日などは寮のロビーにたむろしては時間を潰したものである。

そんな入社1年目の俺はGWになにをする当てもなく途方に暮れていた。

予定もなく部屋を出て、ロビーに向かうと奴らはいた。

同じように当てのない同期5人である。

「ちょっと出かけてみる?」

誰かが発した一言をきっかけに男6人のドライブが始まったのである。

レンタカーを借りて最初に向かったのは鎌倉。

結局、拝観時間に間に合わず、大仏の頭を眺めて後にした。

次に向かったのが御殿場だ。

時刻も夕方になり、ご飯を食べようと辿り着いたのがビアホールだった。

ナビゲーターは手配の上手い同期にお任せだったのでどこだったか記憶にないのだが、

ここで出会ったビールが人生史上No.1であり、いまだに忘れられない味になった。

種類はヴァイツェン、そこにレモンを絞って飲むのだが、この爽やかなこと。

個人的に苦味より軽快な味が好きというのもあるが、いまだにこの時に飲んだビールより美味いビールに出会ったことがない。

ワイワイガヤガヤと食事を堪能した後に向かったのは湘南。

波の音を聞いているといつのまにか0時を超えていた。

そろそろ帰宅するかと寮に向かった。

はずが、渋谷にいた。

誰かが一蘭が食べたいと言い出したのだ。

朝5時ぐらいだったか、ようやく着いた渋谷で一蘭を食べ、長いGWの1日を締めたのである。

今思うとずっと運転していた下戸の同期には感謝しかないな。

これは個人的体験談を元にした回顧録です。企業名、人名などは架空の名称です。
毎週日曜日更新。
随時、加筆、修正を行います。

投稿日2022.05.01更新日0000.00.00